专利摘要:
耐火性積層窓ガラスの露出されたエッジに適用されるシーラントへのナノ粒子シリカの添加は、改良されたシールを提供する。好ましくは、当該シリカは、重合有機媒体において分散されたオルモシルとして存在する。このような媒体を、窓ガラスのエッジへ適用する方法及びその場で重合する方法もまた、請求されている。シールは、既知の金属テープの代わりに用いることができる。透明なシールの使用は、良好な外観を有するシールを提供する。
公开号:JP2011514306A
申请号:JP2010548192
申请日:2009-02-24
公开日:2011-05-06
发明作者:スクマー;ヴァーマ キャリカス;ミッシェル;スティーフヴェーター−トーマス ベンジャミン
申请人:ピルキントン グループ リミテッド;
IPC主号:B32B17-00
专利说明:

[0001] 本発明は、耐火性積層窓ガラス、これらの窓ガラスのエッジのシーリング方法、及び、本発明の方法に有用な新規な組成物に関する。]
背景技術

[0002] 少なくとも一層の膨張性材料の中間層と、少なくとも二つの窓枠とを具える耐火性窓ガラスは、周知である。このような窓ガラスの一般的なタイプの一つは、アルカリ金属ケイ酸塩溶液の水溶液を乾燥させることによって得られる膨張中間層を具えている。ピルキントングループリミテッド社は、このタイプの窓ガラスを、商標PYROSTOP(登録商標)及びPYRODUR(登録商標)の下で販売している。これらの積層体が火にさらされる場合、中間層が膨張して、泡を形成する。この泡は、赤外線放射の障壁として作用する断熱層を提供し、また、窓ガラスの安全性を維持するのに役立ち、火が拡大するのを制限する。これらの窓ガラスは、該当する建築法規の大部分の必要条件を満たすことができ、建築物及び建造物において広く使用されている。]
[0003] 中間層は、外的影響に非常に影響される。外的影響とは、特に吸湿性であって、すなわち、水又は水蒸気への誘引効果を有し、これらと反応する。また、二酸化炭素とも反応する。大気中への露出は、中間層を分解させる。中間層は乳状になり、中間層の表面が窓枠の一つによって覆われない位置で、ガラスのエッジから剥離されるようになり、大気中へさらされる。乳状の変色が、必ずしも、その耐火特性を著しく損なうというわけではない。しかし、特に透明な耐火性窓ガラスにおいては、光学的及び美的理由のために許容されるものではない。長期間に亘る、露出された中間層のエッジからの水の蒸発は、窓ガラスの耐火特性を損なう可能性がある。]
[0004] 中間層を外的影響から保護して、水の蒸発を最小限にするために、アルミホイルを具えるエッジ保護テープを用いて、耐火性窓ガラスの端面、すなわち、個々の窓枠のカット面上及び中間層の自由表面上を覆うことができる。エッジ保護バンドは、窓枠の端面を少し越えるように突出し、耐火性窓ガラスの内側及び/又は外側のフロント面上へ延びる。比較的薄い厚さであっても、アルミホイルは、気体に対して及び水に対しても拡散に非常に厳しい。すなわち、特に、大気中の水分及び二酸化炭素が、中間層の自由表面と接触するのを防止する。]
[0005] 耐火性窓ガラスが、全領域に亘って透明な、フレームの無い窓ガラスとして設計される場合、例えばフレームレス耐火性ガラスドア(全ガラス耐火性ガラスドア)である場合、窓枠の主表面上へ延びるエッジ保護テープのストリップ(strip)は、特に、光学的な妨げとなっている。用語「フレームレス窓ガラス」とは、全てのエッジではなく、エッジの一部のみが、エッジを囲むフレームが無い状態で取り付けられる、取り付け状態も含む意である。一般に、これまでの既存の取り付け状態、すなわち、U型若しくは矩形のスチール、又は、アルミニウム若しくは木のエッジの輪郭で囲んだ耐火性窓ガラスの場合には、エッジ保護バンドの前記周縁のストリップはその後、上述の輪郭によって覆われるので、妨げとならない。]
[0006] これらのエッジテープは高価であり、労働集約的かつ高価な手順である手作業によって適用されなければならない。慎重に適用されない場合、時間が経つにつれて、剥がれてしまう可能性がある。エッジテープは通常、窓ガラスのエッジと重なるように適用され、特に、いわゆるフレームレス窓ガラスに使用される場合に、窓ガラスの外観を損なう。]
[0007] 従って、これら耐火性窓ガラスのエッジをシーリングする方法への要求であって、これらのアルミニウムテープの適用よりも高価でなく、これらのテープを適用するよりも簡単であり、好ましくは窓ガラスの美的外観を損なうことが無い、耐火性窓ガラスのエッジをシーリングする方法への要求が存在している。]
[0008] 特許文献1は、耐火性窓ガラスのエッジをシールするための、シラン及び/又はエポキシ粘着剤を含むシーラントの使用について開示している。これらの粘着剤は、混合シーラントを噴出可能なダブルカートリッジを使用して供給され、ガラスのエッジへ塗布される。]
先行技術

[0009] 国際公開第2006/133896号]
発明が解決しようとする課題

[0010] これらのシーラントは、窓ガラスのエッジのみに塗布され、アルミホイルの使用を必要としないため、窓ガラスは良好な外観を有する。しかしながら、これらは、ダブルカートリッジシステムを使用して供給され、光学的に透明ではない場合がある、ハイブリッドシーラントである。]
課題を解決するための手段

[0011] 本発明者は今回、ナノ粒子シリカを含むキャリア媒体の、これら窓ガラスのエッジへの適用が、好適な実施形態において光学的に透明であって、且つ、効果的なシールを提供すること又は以前のケースよりも安価なエッジテープを使用して効果的なシールを可能にする、シールを提供することができるということを発見した。ナノ粒子シリカのこれらの分散液は、容易に且つ経済的に、ガラスのエッジへ適用可能であるとともに、結果として形成されたシールは窓ガラスの外観を損なうことがない。]
[0012] 従って、第一の実施形態では、本発明は、少なくとも二つの窓枠と、少なくとも一層の膨張耐火性中間層と、少なくとも一層の中間層の露出されたエッジの全て又は実質的に全てを囲んで延在するシーラント層と、を具える耐火性窓ガラスにおいて、該シーラントが、ナノ粒子シリカを含むことを特徴とする耐火性窓ガラスを提供する。]
[0013] 第二の実施形態では、本発明は、少なくとも二つの窓枠と、アルカリ金属ケイ酸塩を含む少なくとも一層の膨張中間層とを具える耐火性窓ガラスのエッジをシールする方法であって、ナノ粒子シリカを含むシーラントを、少なくとも一層の中間層の露出されたエッジ及び該窓枠へ適用するステップを含む、耐火性窓ガラスのエッジをシールする方法を提供する。]
[0014] シーラントは、中間層の自由表面及び少なくとも隣接する窓枠のエッジが完全に覆われるように、中間層の露出されたエッジへ、直接又は間接的に適用される。二層以上の中間層を備える窓ガラスでは、シーラントは、好ましくは、窓枠及び中間層の露出されたエッジの全体を覆う。プライミング層又は他の適当な中間層は、シーラントを適用する前に、これらの表面へ適用可能である。]
[0015] シーラントは、好ましくは、液状媒体中で分散されるナノ粒子シリカの粒子を含み、これは、無孔性であって気体及び液体の双方の通路の障壁として機能する、フィルムの形成を可能にする。ナノ粒子シリカを含むこのフィルムは、中間層の露出されたエッジと、窓枠の露出されたエッジの少なくとも一部とに延在し、これにより、窓ガラスの周囲に延在する、連続したシールを構成する。]
[0016] シーラントは、粘着層中に分散したナノ粒子シリカの粒子を有する、粘着テープの形とすることもできる。テープは、より少量のアクリルを含む種々の材料から形成可能である。ナノ粒子を含むシールの改良された性能とは、充分なシールを達成するために、既知のアルミニウムテープを使用する必要がないということを意味する。ナノ粒子シリカは、既知の金属テープへ適用可能であるが、これは、許容可能な製品のコストを増大させることになるため、それほど好適ではない。]
[0017] フィルムは、溶液若しくは分散液を乾燥させることによって、又は、余分な液体を蒸発させることによって、形成可能である。好適な実施例では、ナノ粒子シリカは、硬化してポリマーフィルムを形成することができる、少なくとも一つのモノマー又はオリゴマーを含む、重合性液状媒体中で分散する。分散液は、窓ガラスのエッジへ適用され、その後直ちに硬化可能である。好ましくは、硬化反応は、例えば、分散液が窓ガラスのエッジに適用された直後に分散液へ向けられることができる、紫外線、電子ビーム線(E beam radiation)又は熱の適用によって開始されうる。]
[0018] 好適な実施例では、硬化は、重合反応の酸素阻害をコントロールする状況の下で実行される。脱酸素剤が存在する状態で実行される硬化の工程は、本発明の好適な形態を形成する。また、紫外線を使用して開始され、不活性雰囲気の下で実行される硬化の工程は、有用であるが、製造環境の面においてあまり現実的ではない。]
[0019] ナノ粒子シリカは、好ましくは、有機修飾シリカである。有機修飾シリカは、オルモシル(Ormosils)として知られており、シラノール基をSi−O−C基に変える方法で、有機化合物を用いた処理によって修飾されたシリカ粒子である。修飾シリカの粒子は、有機媒体中でさらに溶解し易く及び/又は分散し易い。これらは、修飾していないシリカ粒子よりも、凝集し難い傾向がある。どのような理論にも束縛されることを望むことなく、本出願人は、ナノ粒子シリカを含むシーラント、特に、有機修飾シリカを含むシーラントが、優れたシールを提供することを確信している。なぜならば、これらは、膨張耐火性中間層から拡散する、任意のアルカリ種と反応可能であり、特に、シリカ種と反応することができるからである。]
[0020] シリカ粒子は、オルモシルを生成するために、種々の有機化合物、例えばエポキシド類、シリコーン類、アクリレート類、ウレタン類、イソシアネート類、ウレタンアクリレート類及びアルコールで処理可能である。オルモシルを生成するために使用することができる有機化合物の例は、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート及びイソボルニルアクリレートを含む。オルモシルは商品として入手可能であり、これら市販の物質のいずれも、本発明に用いられる可能性がある。これらのオルモシルは、窓ガラスのエッジに直接適用可能であるが、しかし、結果として形成されたシールは収縮及び亀裂が入る傾向にあり、オルモシルを直接適用する方法は、本発明の形態においてあまり好ましくない。より好適な形態は、オルモシルを、窓ガラスのエッジに適用可能な液状媒体に含めることである。液状媒体は、フィルムを形成するための製剤の保管、取り扱い、適用、および次に続く硬化を制御及び安定化させるための、添加剤を含むことができる。]
[0021] 本発明において使用するシリカ粒子は、10〜100nmの平均粒子サイズを有することが好ましい。80nm以上のサイズを有する粒子は、極端に不透明となりうる、あまり透明ではないフィルムを形成する。このため、透明なシールが要求される場合には、シリカ粒子は、好ましくは20〜70nmの平均粒子サイズを有し、概して、好ましくは略50nmの平均粒子サイズを有する。]
[0022] オルモシルは、好ましくは、有機媒体中で分散又は溶解する。結果として生じる溶液又は分散液は、好ましくは1〜75重量%のシリカを含み、より好ましくは10〜60重量%のシリカを含み、さらに好ましくは10〜50重量%のシリカを含む。オルモシルとこれが分散した媒体は、所望の量のシリカを含んだ安定溶液又は分散液が生成されるように、選択される。]
[0023] 有機媒体は、好ましくは、フィルム形成有機媒体である。オルモシルは、好ましくは、重合性有機媒体中で溶解又は分散する。本発明で用いられる好適な媒体は、エポキシド類、シリコーン類、ウレタン類、アクリレート類、メタクリレート類及びこれらのコポリマーを含んでいる。一以上の成分の混合物を含むフィルム形成媒体もまた、本発明において有用である。]
[0024] 溶液又は分散液の粘性は、フィルム形成媒体の選択によって、又は、フィルム形成媒体の組成を調整することによって、調整可能である。溶液又は分散液の好適な粘性は、適用の方法、溶液又は分散液が適用される表面の粗さ、生成されるシールの厚みを含む多数のパラメータによって変化する。]
[0025] 溶液又は分散が窓ガラスのエッジに適用されるが、過剰な量を適用すると、溶液は窓ガラスの主表面へ流れ落ちる可能性があり、これは、殆どの用途において美的に許容されない。ガラスのエッジは、平面、曲面、又は面取りされたものすることができる。中間層のエッジは、ガラスシートのエッジの下に位置することができ、これにより、2枚のガラスシートの表面間のチャネルを画定することができる。ガラス表面、及び特にガラスのエッジ表面は、微細な亀裂及び他の欠陥を含む可能性がある。溶液又は分散液は、これらの亀裂を塞いで、窓枠の表面間のいかなるチャネルも塞ぐことができる。生成されたフィルムは、密着し且つ連続的であって、中間層の表面及び各窓枠のエッジの少なくとも一部を覆う必要がある。]
[0026] 生成されたフィルムの厚みは、適用された溶液の量に比例する。厚みのあるフィルムは、溶液を繰り返し適用することによって、又は当該分野で周知の従来の増粘剤を用いて溶液をレオロジー的に変化させることによって生成可能であり、選択された有機媒体と混合可能である。概して、中間層の露出表面上のシーラントの厚みは、3mm未満であって、さらに通常は2mm未満である。]
[0027] 溶液又は分散液の適用は、ガラスのエッジ上に、所望の厚みのフィルムが形成されるまで続けられる。フィルムの厚みとは、中間層の表面上に延びる、密着したフィルムの厚さである。所望の厚みとは、概して20μm〜2mmの範囲内で変化可能である。]
[0028] シランプライマーのような接着促進剤は、硬化されたフィルムとガラスとの間の粘着力を改善するために、フィルムが適用される前に、窓枠のエッジ表面に適用可能であり、又は、粘着特性を改善するためにコーティング溶液に添加可能である。]
図面の簡単な説明

[0029] 本発明に係る典型的な積層窓ガラスのエッジの断面図である。
本発明に係る典型的な積層窓ガラスのエッジの断面図である。
本発明に係る典型的な積層窓ガラスのエッジの断面図である。]
実施例

[0030] 図1、2、3は、3つの典型的な積層窓ガラスのエッジの断面図である。これらの図は、縮尺どおりには描写されていない。積層体は、2つの窓枠1及び2と、耐火性の中間層3を具えている。シール4は、中間層の露出されたエッジを覆い、窓枠1及び2の露出されたエッジにわたって延在している。] 図1
[0031] 図1において、窓枠1及び2は、丸みを持ったエッジを有する。中間層3は、窓枠1及び2の間に位置する。中間層3の上側のエッジは、窓枠1及び2の上側のエッジよりも下に位置する。シール4は、中間層3の上側エッジを覆い、窓枠1及び2の上側エッジの一部にわたって延在している。] 図1
[0032] 図2において、窓枠1及び2は、角を面取りした実質的に平面な、上側エッジを有する。中間層3は、窓枠1及び2の間に位置する。中間層3の上側エッジは、窓枠1及び2の上側エッジと、実質的に同一平面上である。シール4は、中間層3の上側エッジを覆い、窓枠1及び2の上側エッジの一部にわたって延在している。] 図2
[0033] 図3において、窓枠1及び2は、丸みを持ったエッジを有する。中間層3は、窓枠1及び2の間に位置する。中間層3の上側エッジは、窓枠1及び2の上側エッジよりも下に位置する。シール4は、窓枠1及び2と中間層3とのエッジ間に形成されたチャネルを塞ぎ、シール4の上側エッジは、窓枠1及び2の上側エッジにわたって延在している。] 図3
[0034] シール4は、積層体を垂直又は実質的に垂直な位置で支持することによって、かつ、窓ガラスの上側エッジへ本発明に従う溶液又は分散液を適用することによって、形成可能である。生成されるシールの厚みは、適用される溶液の量に比例し、サイズ及び形状は、溶液の表面張力によって決定される。適用される溶液の量は、過剰な溶液が窓ガラスの上側エッジからあふれて窓枠1又は2の主表面を汚染するのを回避するように、通常、コントロールされる。]
[0035] 生成されたシールの品質は、サンプルの促進老化試験及び耐候試験によって試験可能である。シールがエッジで充分な品質でない限り、高温での保管及び/又は100%近い湿度での保管は、サンプルを劣化させることになる。本発明のシールの品質は、2週間の期間、窓ガラスを常温の水に浸すことによって実証された。この浸漬試験後、シール又は中間層には目に見える変化はなかった。比較として、エッジがシールされていない窓ガラスの中間層は、数時間水に浸漬した後、数センチの深さまで溶解した点に留意すべきである。]
[0036] フレームの無い窓ガラス及びドアにおいて、シールは目に見えるものであり、長期間に亘って、その外観を維持する必要がある。本発明のシールの外観は、高温での大気への露出によって試験された。それらの外観は、70℃で96時間経過後、変化しなかった。]
[0037] 水ガラス系の中間層を有する耐火性積層窓ガラスの製造は、英国特許第1518598号明細書、英国特許第2199535号明細書、米国特許第4451312号明細書、米国特許第4626301号明細書及び米国特許第5766770号明細書を含む多くの特許文献に記載されている。米国特許第4626301号明細書及び米国特許第5766770号明細書は、更に、多価有機化合物を水ガラス溶液に混合することを開示している。]
[0038] 本発明の中間層の製造に使用される好適なアルカリ金属ケイ酸塩水ガラスは、ケイ酸ナトリウム水ガラス又はケイ酸カリウム水ガラスである。当該技術で有用であることが知られている任意のケイ酸ナトリウム水ガラスを、本発明で使用することができる。ケイ酸ナトリウムは、SiO2:Na2Oの重量比が、少なくとも1.6:1、好ましくは2.0:1〜6.0:1であり、通常は2.0:1〜4.0:1である。これらの好適なケイ酸塩は、SiO2:M2Oの重量比が、2.5〜4.0である。SiO2:Na2Oの重量比が2:1〜4:1の範囲であるケイ酸ナトリウム水ガラス溶液は、商品として入手可能である。特に、この比率が2.0:1、2.5:1、2.85:1、3.0:1、3.3:1である溶液が、商品として入手可能である。SiO2:Na2Oの重量比が、これらの値の中間の値である溶液は、これら市販の材料を混合することによって生成することができる。]
[0039] ケイ酸カリウム水ガラス溶液及びケイ酸リチウム水ガラス溶液を用いて、本発明の中間層を生成することができる。一般に、これらは、ケイ酸ナトリウム水ガラスの部分置換として使用され、カリウムイオン及び/又はリチウムイオンの合計に対するナトリウムイオンのモル比は、少なくとも2:1である。ケイ酸カリウム水ガラスが使用される場合、好ましくは、SiO2:K2Oのモル比は、1.4:1〜2.5:1の範囲である。]
[0040] 好適な実施形態において、アルカリ金属ケイ酸塩水ガラス溶液は、ケイ酸ナトリウム水ガラスとケイ酸カリウム水ガラスの混合物を含む。より好ましくは、この種の溶液は、カリウムイオンに対するナトリウムイオンのモル比が、少なくとも3:1であり、より好適には4:1である混合物を含む。]
[0041] 本発明の中間層の生成に使用される水ガラス溶液は、好ましくは、比較的高い比率の固体材料を含む。溶液は、乾燥させて透明な中間層を形成可能な透明かつ安定な水溶液でなければならない。さらに、希薄溶液を使用することができるが、付加的な水は、乾燥工程の間に除去されるべき水の量を増加させる。好適な溶液は、30〜45重量%の固体材料を含む。固体材料を30〜45重量%含む水ガラス溶液は、市販されているので、好ましい。]
[0042] 本発明の中間層を生成するために使用する溶液は、当該分野において有用なアジュバントとして知られている、一以上の多価有機化合物を更に含む。使用のために提案されてきた多価化合物は、グリセリン、グリセリン誘導体又はモノサッカリド若しくはポリサッカリド、特に糖を含む。]
[0043] 最もよく使用される多価化合物であって、本発明の使用に好適な化合物は、グリセリンである。]
[0044] 本発明の耐火性中間層を生成するために使用される水ガラス溶液は、好ましくは、6〜10重量%の多価有機化合物と、30〜70重量%の水を含む。]
[0045] 乾燥した中間層の厚みは、概して、0.5〜2.0mmの範囲内である。より厚い中間層を有する積層体は、より薄い、例えば0.5〜1.0mmの厚さの中間層を有する2枚のガラスシートを対面接触させることによって、1.0〜2.0mmの厚さの中間層を形成するようにして、生成することができる。]
[0046] この発明に従う、膨張中間層を具える耐火性積層体は、通常、1.0〜3.0mmの中間層を具える。これらの積層体に使用されるガラスシートは、概して、ソーダ石灰フロートガラスのシートである。]
[0047] その上で溶液が乾燥するガラスシートの厚みは、概して、2.0〜4.0mmの間で変化することができる。粘土のような材料から形成されたエッジバリア(エッジ障壁)を、ガラス上の溶液を保持するために、ガラスシートのエッジ周辺に設けることができる。ガラスは、最も一般的には、ソーダ石灰フロートガラスである。強化フロートガラス及びアニールフロートガラスもまた、使用することができる。片面又は両面に機能コーティングを有する窓枠もまた、使用することができる。コーティング面は、積層体の内側にあっても、外側にあってもよい。紫外線を吸収することが知られているコーティングは、特に効果的である。使用可能な他のコーティング窓枠には、ソーラーコントロールガラス及び自浄式の光反応性ガラスが含まれる。]
[0048] 耐火性積層体は、中間層の上に第二のガラスシートを配置し、生成された構造を積層することによって、形成可能である。中間層が相互に接触して配置するようにこの第二のシートを取り付けることによって、積層体は、より厚い中間層を有することになる。(この第二ガラスシートの)ガラス表面が第一シート上の中間層と接触するように、この第二のガラスシートを取り付け、続いて、第二のガラスシート上の中間層の上に第三のガラスシートを配置することによって、積層体は、三つの窓枠間に取り付けられた、二層の中間層を有する。]
[0049] 本発明を、以下の実施例によって説明する。]
[0050] ケイ酸塩系の中間層を具える市販の耐火性ガラスが、エッジ領域が自由にアクセスできるような方法で、垂直位置を支持された。以下に記載した組成物のうちの一つを有する液状シーラントを、イソプロピルアルコール又は他の適当な薬品によって前もって洗浄された、耐火性窓ガラスの上方のエッジ表面へ適用した。適当な分配用器具及びドクターブレードの使用を組み合わせることによって、液状シーラントの一様なコーティングが、耐火性ガラスの上方のエッジ表面上へ適用された。紫外線照射を使用する液状シーラントの硬化により、耐火性ガラスのエッジ上に、極めて透明な、無色の層が形成された。]
[0051] シーラントの黄変又は混濁は、70℃で96時間経過した後でさえ、観察されなかった。本発明に従って使用されるシーラントは、特に、耐火性ガラスの水ガラスを含む耐火性材料を、周囲の水との直接接触から保護することができる。]
[0052] 実施例1]
[0053] 使用した成分に関して
(1)50%のSiO2を含むジプロピレングリコールジアクリレート(Dipropyleneglycol Diacrylate)(Clariant社)
(2)ポリプロピレングリコールメタクリレート数平均分子量375(Polypropyleneglycol methacrylate Mn~375)(Sigma-Aldrich社)
(3)脂肪族ウレタンアクリレート(Aliphatic Urethane Acrylate)(Rahn社)
(4)2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン(2-Hydroxy-2-methyl-l-phenyl-propan-l-one)(Ciba Specialty Chemical社)]
[0054] 実施例2]
[0055] 使用した成分に関して
(1)30%のSiO2を含むトリプロピレングリコールジアクリレート(Tripropyleneglycol Diacrylate)(Clariant社)
(2)ポリプロピレングリコールメタクリレート数平均分子量375(Polypropyleneglycol methacrylate Mn~375)(Sigma-Aldrich社)
(3)2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン(2-Hydroxy-2-methyl-l-phenyl-propan-l-one)(Ciba Specialty Chemical社)]
[0056] 実施例3]
[0057] 使用した成分に関して
(1)50%のSiO2を含む1,6-ヘキサンジオールジアクリレート(1,6-Hexanediol Diacrylate)(Clariant社)
(2)ポリプロピレングリコールメタクリレート数平均分子量375(Polypropyleneglycol methacrylate Mn~375)(Sigma-Aldrich社)
(3)2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン(2-Hydroxy-2-methyl-l-phenyl-propan-l-one)(Ciba Specialty Chemical社)]
[0058] 実施例4]
[0059] 使用した成分に関して
(1)30%のSiO2を含むイソボルニルアクリレート(Isobornyl acrylate)(Clariant社)
(2)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(Dipentaerythritol Hexaacrylate)(Rahn社)
(3)脂肪族ウレタンアクリレート(Aliphatic Urethane Acrylate)(Rahn社)
(4)メチルベンゾイルホルメート(Methylbenzoylformate)(Rahn社)]
[0060] 実施例5]
[0061] 使用した成分の化学説明
(4)30%のSiO2を含むイソボルニルアクリレート(Isobornyl acrylate)(Clariant社)
(5)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(Dipentaerythritol Hexaacrylate)(Rahn社)
(6)脂肪族ウレタンアクリレート(Aliphatic Urethane Acrylate)(Rahn社)
(7)メチルベンゾイルホルメート(Methylbenzoylformate)(Rahn社)
(8)4-メトキシフェノール(4-Methoxyphenol)(Sigma-Aldrich社)
(9)ペンタエリスリトールテトラキス(3-メルカプトプロピオネート) (Pentaerythritol tetrakis(3-mercaptopropionate))(Sigma- Aldrich社)]
权利要求:

請求項1
少なくとも二つの窓枠と、少なくとも一層の膨張耐火性中間層とを具え、前記少なくとも一層の中間層の露出されたエッジを覆うシールを有する耐火性積層窓ガラスにおいて、該シールが、ナノ粒子シリカを含むことを特徴とする、耐火性積層窓ガラス。
請求項2
前記ナノ粒子シリカは、フィルム形成媒体中で分散することを特徴とする、請求項1に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項3
前記シールは、粘着層中で分散したナノ粒子シリカを有する、粘着テープを具えることを特徴とする、請求項1に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項4
前記フィルム形成媒体は、重合性液状媒体であることを特徴とする、請求項2に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項5
前記フィルム形成媒体は、重合開始剤を具えることを特徴とする、請求項4に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項6
前記フィルム形成媒体は、光重合性モノマー又は光重合性オリゴマー及び光開始剤を含むことを特徴とする、請求項3〜5のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項7
前記フィルム形成媒体は、エポキシ樹脂、ウレタン類、シリコーン類、アクリレート類、メタクリレート類及びこれらのコポリマーを含む群から選択された媒体であることを特徴とする、請求項3〜6のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項8
前記フィルム形成媒体は、脱酸素剤を含むことを特徴とする、請求項3〜7のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項9
前記ナノ粒子シリカは、有機修飾ナノ粒子シリカであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項10
前記シールは、1〜75重量%のシリカを含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項11
前記シールは、10〜50重量%のシリカを含むことを特徴とする、請求項10に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項12
前記中間層上の露出表面より上の前記シールの厚みは、3mm未満であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項13
前記シールの外観は、70℃の気温の大気中に96時間さらした後、極端に変化しないことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の耐火性積層窓ガラス。
請求項14
少なくとも二つの窓枠と少なくとも一層の膨張中間層を具える耐火性窓ガラスのエッジをシーリングする方法において、ナノ粒子シリカを含むシーラントを、該中間層の露出されたエッジに適用することを特徴とする方法。
請求項15
フィルム形成媒体中のナノ粒子シリカの分散液が、前記中間層の前記露出されたエッジに適用されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
請求項16
前記フィルム形成媒体は、重合性媒体であることを特徴とする、請求項14又は15に記載の方法。
請求項17
前記重合性媒体は、光重合性媒体であることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
請求項18
前記シーラントは、光重合開始剤を含むことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
請求項19
前記シーラントは、脱酸素剤を含むことを特徴とする、請求項14〜18のいずれか一項に記載の方法。
請求項20
前記分散液のフィルムは前記中間層の前記露出されたエッジに適用され、該フィルムは紫外線照射によって重合することを特徴とする、請求項14〜19のいずれか一項に記載の方法。
請求項21
前記重合は、不活性雰囲気中で実行されることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
請求項22
前記シーラントの繰り返しの適用によって所望の厚さのシールが得られることを特徴とする、請求項14〜21のいずれか一項に記載の方法。
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